算術演算子 / 代入演算子 / インクリメント・デクリメント演算子
キャスト演算子 / if 文 / 関係演算子 / 論理演算子


算術演算子 

 '/'は割り算の商、'%'は余りを求める際に使用します

加算 減算 乗算 除算 剰余
+ - * / %

例)  式    結果
    7/3    2
    7%3    1


代入演算子

 基本的には、右辺で計算された値が左辺の型に変換されて代入される。複合代入演算子としては次のようなものがある。

演算子 演算の種類 一般形 同義の式
+= 加算の結果を代入 a+=b a=a+b
-= 減算の結果を代入 a-=b a=a-b
*= 乗算の結果を代入 a*=b a=a*b
/= 除算の結果を代入 a/=b a=a/b
%= 剰余の結果を代入 a%=b a=a%b

インクリメント/デクリメント演算子

  ++, --を変数の前に置くか、後に置くかで意味が異なります。

 例) a[i++]=0;  /* a[i]=0;の後、i=i+1; */
    a[++i}=0;  /* i=i+1;の後、 a[i]=0; */


キャスト演算子
   (型) オペランド

 オペランドの型を()で指定された型に一時的に変換します。

 例)int a;
   float b;
   b=
(float) a*10.5;


if文/関係演算子/論理演算子

1) if ( 式 )
   文1

 式の結果が真(正しい)とき、文1のみを実行する。文1の部分を複数の文で構成する場合には{ }でそれらを囲む。

2) if ( 式 )
   文1
  else
   文2

 式の結果が真のとき、文1を実行し、偽(誤り)のときは文2を実行する。

 if文の式で使用される関係演算子及び論理演算子には次のようなものがある。

関係演算子 意味
< 小さい
> 大きい
<= 小さいまたは等しい
>= 大きいまたは等しい
== 等しい
!= 等しくない
論理演算子 意味
&& 論理積(AND)
|| 論理和(OR)
! 論理否定(NOT)


例1) if (a>=0)
    printf("0は以上\n");

例2) if (a>=0 && b !=0)
    print("aは0以上かつbは0ではない\n");
   else
    printf("aは0より小さいまたはbは0である\n");


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